日々の嘆き

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JAWA638 点火時期の点検ほか

昨日の夜はニコニコ動画で夜更かししちゃったが、9時には目が覚めた。
床屋に行って禿げ散らかしの頭を整えてから整備の開始だ。

mucchi号は特にアイドリングで右ばっかりハネて左が弱々しいという症状というか、そういう状態だった。
左からスラップ音がしてるし、シリンダーがダメなのはもう分かりきっているのですが、関係各所を
一つ一つ潰していって、ノウハウの蓄積をしたいのだ。そんなわけで外堀を一個一個埋めていく。

まずは点火時期。現状でそれなりに走っているのでそんなにひどいことにはなっていないと思います。
ご存知の通り。638のステーターはこんなになってる。
R1003119.jpg
アーマチュアが中でぐるぐる回る方式のオルタネーターなので、ポイントはむき出し。フライホイールの窓を覗き込んでギャップの調整をしたりしなくて良い代わりに、フラホの合いマークで点火時期を調整することができない。

iPodと小さなスピーカーを持ち出して、クラシックかなんかかけながら格調高く作業開始。ちなみに一曲目はドミニク・ヴィスでした。途中からchanch師も遊びに来てくれた。

まずブレーキペダルをはずします。
R1003613.jpg
ポイントカバーをはずします。
R1003614.jpg

点検回路を接続する。
R1003615.jpg
普通のテスターの+プローブをポイントのコンデンサーから来る側に、-をアースにおのおのワニ口クリップで接続。

R1003616.jpg
念のために現在位置をマークしておきます。失敗したら元に戻せるようにね。
JAWA638の場合、二気筒なのでステータープレートが二重になっています。右気筒用のポイントは下のプレートに、左気筒用のポイントは右用のポイントが乗っているプレートの上に載った独立したプレートに取り付けられています。つまり右気筒のポイントの点火時期を調整(=プレートを回転)させると左気筒のポイントも動くので、点火時期の調整は必ず右気筒から始める必要があります。右気筒のポイントは一番上の写真で言うと上側の方です。

JAWA638なんか持っている人は殆どいないでしょうから誰得情報ですが、一応ね。

プラグをはずします。
R1003617.jpg
タンクも下ろしちゃいます。

と~く~しゅ~こ~う~ぐ~(ドラえもん風に)。
R1003618.jpg
こないだeBayで買った、自作しようと思ったら見つけたのでうっかり買った奴だ。

コイツを使ってプラグ穴にダイヤルゲージを取り付けて規定点火時期のBTDC2.5mmを計測する。
角度じゃなくて距離。圧縮上死点の2.5mm前ということね。

取り付けた図。
R1003619.jpg
ダイヤルゲージの測定子の脚が長すぎて奥まで突っ込めませんが、必要なのは圧縮上死点からの相対的な距離で絶対的な距離は必要ないので問題ない。

はじめにオルタネーターの軸=クランク軸を回して圧縮上死点を検出します。
R1003620.jpg
ダイヤルゲージの針がぐるぐる回って、一瞬ぴたっと止まって反対側に回り始める、その一瞬ぴたっとの位置をさぐる。カムをとめている10mmをラチェットで回します。ぎりぎりのところはラチェットハンドルの尻尾を指先でコンコン叩くと微調整しやすいよ。圧縮上死点が見つかったらそこをダイヤルゲージの0位置にします。
今回の車は2ストなので関係ないけど、4スト車の場合は圧縮上死点と排気上死点があるから注意ね。

JAWA刊行の作業説明書にはBTDC2.5mmを出すにはクランク軸を"anticlockwise"に回せとしてあるので反時計回りに、ダイヤルゲージとにらめっこしながらゆっくり回す。
mucchiさんのダイヤルゲージは1回転で1mmなので二回転半回します。
R1003621.jpg
針のついた計測機器が載っているのでなんだかものすごい作業をしている気分になるが、どうという事はない。

さて、ポイント式の点火系ですから指定の点火位置でポイントが開き始めるようにする必要があります。
R1003622.jpg
BTDC2.5mmを検出した位置でキーをオンにしてみましたがテスターの針は動いてない。つまりポイントが閉じてるということね。

上側のステータープレートのネジ(コイツがまた例によってマイナスだ)を緩めてマイナスドライバーで少しずつ小突いて回転させる。
R1003623.jpg
テスターの針が振れ出すぎりぎりの位置に調整できたら固定ネジを締めます。

これで"下側のプレート"の位置が決まったので、同じ手順を左側気筒(下側のポイント)についても行います。

点火時期はちょっとずれてたね。ポイントをリプロの新品にしてるしね。
この状態で一度組み上げて試乗してみた。ツキが良くなった。結構効き目あるね。左右のばらつきは心なしか改善されたようにも思えなくも無い。まったく関係なかったわけではないが、主たる原因ではないな。だからまあシリンダーが原因なのは分かってるんだけどね。

次は無いまんま走っちゃってたヘッドガスケット。
R1003627.jpg
どうもこうもない。スパッとはずしてポイッと入れるだけ。タダのアルミの板っぺらで、厚さは0.3ぐらいだったなあ。今まで無かったから圧縮比がすこし下がるよね。
つーかなんでこの車ヘッドガスケット欠品だったんだ?どの段階で誰がなぜ失くしたのか。

一応エンジンかけて点検。特に問題なし。はい次。

左右問題は左が薄いように思えるのでインマニやポートを見てみようということに。
R1003629.jpg
インマニは特に変なところは無かった。ガスケットが内側にはみ出ていたので、カッターで切除。

左のシリンダー、吸気ポート。
R1003630.jpg
インマニ取り付け用のスタッドがポートの中に突き出てるんですけど。いいのかこれで?
まさかこれで吸気に影響が出てるとか無いよな?まさかな?

酔東坡で遅い昼飯。もやしたっぷりラーメン。食いすぎた。
R1003631.jpg

結果としては左右のハネの差はあんまり変わんなかったが、点火時期がいい具合になったようでエンジンに活発さが出た。良かった良かった。

残るはシリンダーだな。
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  1. 2012/12/29(土) 17:37:47|
  2. JAWA 638 (JAWA 350)
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  4. | コメント:2
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コメント

クラシック聴きながらポイント調整。
なんだかレトロでんなぁ~(笑)
  1. 2012/12/31(月) 07:29:28 |
  2. URL |
  3. シャコタン☆カブ #-
  4. [ 編集]

クラシックなのは最初だけで、すぐにいろんな曲がかかるカオスな状態でした(iPodなので)。
  1. 2012/12/31(月) 16:52:49 |
  2. URL |
  3. mucchi #-
  4. [ 編集]

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