日々の嘆き

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GS ヨレヨレ内装

「最近mucchiはバイクばっかりじゃねえか!転向者め!」と罵られそうですが、もちろん車もやっております。
おおむね綺麗な状態で来たmucchiさんのGSですが、リアドアのトリムがミヨミヨだった。
放置したまま2年が過ぎてしまいましたよ。

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こんな感じに窓のハンドルあたりがベコベコになってハンドルがはぜてしまった。情けない作りのトリムが悪いんですが情けないだけにかんたんに修繕できる。構造は軽トラと大して変わらない。

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アップの図。MDFみたいなのに布が張ってあるだけというしょっぱい構造なのですが、このMDFが湿気か何かで内側に膨れ上がってしまったわけだ。GSAだと窓のハンドルはクリップでレギュレーターにがっちり留められるのでこうはならない(その代わり回らなくなるかもしれない)ですが、GSは軸の切り込みにハンドルの爪が嵌るだけなので内側から押されると取れてしまう。大昔のガチャガチャ回すテレビのチャンネルと同じような作りだ。

ホームセンターで揃えた材料で補修できます。トリムの布は元のが汚れていたもののそこそこ程度良かったのでそのまま生かすことにしました。布が駄目になっているのであればユザワヤで布を買うなり、モダンサプライでジョージネルソンのファブリックを買うなりすればよろしい。イス用のビニールレザーを張るのもオシャレだ。
原理主義者の諸兄はヨーロッパからオリジナルの布を輸入するのがよろしかろう。ただし今回ばらして判明しましたが上にあるハニカム模様は裏地のスポンジと一緒にウェルダーで溶着しているようなのでそのまま再現するのは難しいかもしれない。向こうで出来上がった状態にしてるのなら話は早いですが。

そんなこんなで作業開始。そうは居るとは思えませんがもしかしたら同じ症状(?)お悩みのサンメカ諸君がいらっしゃるかもしれませんので様子を逐一写真に残しました。一応ご参考までに。
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まずはドアオプーナオープナーハンドルを取り外します。ハンドル後ろ側の飾り蓋を細いマイナスドライバーでこじって外します。

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へんなネジを回して外します。一応マイナスが使えます。

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ハンドルレバーの飾り蓋も同様に外します。外からこじってもいいですが、私はハンドルの内側からたたき出す方が好みです。

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なんでこんなふざけたネジなんでしょう。六角にしてくれれば良かったのに。

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"J"の字を寝かした形に曲げてある、閉鎖器から伸びる針金。これがオープナーの穴に引っかかってます。引っかかってるだけです。ロックの機構はハンドル側についており、このロッドは関係していません。

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オープナー総組を時計回りに回すとロッドから外れます。左側のドアの場合は当然反時計回りです。

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オープナーが取れました。

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肘掛けを止めている4本のネジを緩めて肘掛を外します。

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トリムパネルは13箇所に及びプラスチックのプッシュピンで止めてありますのでドアとの隙間から内装外しなりマイナスドライバーなりを突っ込んでこじって引き剥がします。プッシュピンはできうる限り再利用したいので丁寧に作業します。

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トリムパネルが外れました。プッシュピンは2本破損してしまいました。


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布を止めているタッカーをニッパーで一本一本引き抜きます。
 
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パネルには糊印刷が件のハニカム模様で施してあり、布が浮かないようになっています。トリム布は薄いスポンジをはさんでいます。綺麗にはがして再利用します。

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布がはがれました。

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こちらがトリムパネル。こげ茶色が糊印刷してあった部分。窓ハンドルの周りの丸と、上部のハニカム模様のところで同様に溶着されたヘリンボン模様のコーデュロイみたいなトリム布とペナペナのスポンジの合わせになったのを糊付けしていたわけです。
プッシュピンを壊さないように取り外します。このパネルは本当にMDFみたいな板です。MDFってのはものすごく乱暴に言うとおがくずを接着剤で固めたもので、板紙の分厚いのみたいなもんです。

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プッシュピンを駄目にしてしまった場合はオートバックスで似たようなのが簡単に入手できます。ただしエーモンブランドですからエクスペンシヴです。2個で200円。ジョイ本なら1個40円なのに。

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で、新しいMDF。厚みは2.5mm。おんなじ物ですから何年か経つと同じ状態になることが十分予想されますが、代替素材が思いつきません。熱の問題もあるし、軽くないといかんし。

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元板をなぞって形と穴の位置を写します。

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ジグゾーで切り出してドリルで穴を開けます。私は電動のでガーっと切ってしまいましたが手動でも大丈夫です。
窓の巻上げハンドル穴はホールソーであけるのがスマートですが、わざわざ買うのもばかばかしいですし、柔らかい板なのでドリルとジグゾーでザクザクやって小刀で形を整えました。きっちり位置が取れる場合はいいですが、今回はベコベコに曲がった板をなぞったので各穴はあえて馬鹿穴気味にしてあります。
プッシュピンはこの時点で取り付けた方がいいと思います。何もわざわざ布を貼って見えにくくしてからやる必要はないでしょう。

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糊印刷の代わりにじゅうたん用の両面テープを使って布を貼ります。スポンジがだいぶ風化してますので何回もやり直してメロメロにならないように、一発で決めたいものです。くれぐれもたるまないように。

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中心部は板につきましたので周り部分を固定します。布を折り返してタッカーで止めますが、大体の場合タッカー針が長すぎて表に出てきてしまうので板金バサミでタッカー針を切って短くします。

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針が変に短いので失敗が増えますが、気にせずガンガン打ち込みます。ここでも弛みが出ないように、布を引張り気味にするべし。

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出来上がったトリムパネルをドアに取り付けます。軍手に貼ったまんまのシールがオシャレだ。 

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ここで馬鹿穴が効いてきます。そこそこ正しい位置に穴をあけましたが、やっぱり少しずつプッシュピンに逃げがあったほうがいろいろ安心。

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ばらしと逆の手順で各部品を取り付けます。パネル右上端でタッカー不足がもとで布がはみ出てしまったのでこのあと内緒でネジ込みました。

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反対側も同じ手順で作業します。特につまづかなかったのですがそこそこ時間がかかってしまいました。
購入後初めて後ろの窓が開け閉めできるようになって大満足(笑)。
窓ハンドルを取り付ける時は開始位置に気をつけた方が美しいと思います。右ドア10時、左ドア2時ぐらいがよろしいかと。
原則的に前ドアのトリムも同じ方法で作業できます。GSAの場合も同じですが、GSAの前はミラーの調節機構がついてますのでその部分でどうなるか判りませんが。GSAはもっと厚いスポンジが入っていた記憶があります。
去年の年末は2CVのポイント換えてましたね。その前の年はBXのキャブやってたな。毎年なんかやってるな。
ついでにガススタ行って洗車機に通してタイヤに空気足してきました。
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それでは皆さん、良いお年を。
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  1. 2009/12/31(木) 20:08:13|
  2. GS なおし
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  4. | コメント:1
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コメント

mucchiさん あけましておめでとうございます
昨年は本当にお世話になりました
本年もよろしくお願いいたします

 いやあ、こりゃホンダのサービスマニュアルより親切な解説ですねえ!
大晦日まで作業しているのなんか
自分だけかと思ってましたが、仲間がいて安心しました。
元日から爪の間が真っ黒です(爆)
  1. 2010/01/01(金) 09:25:06 |
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  3. シャコタン☆カブ #-
  4. [ 編集]

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